『皮脳同根(ひのうどうこん)』という言葉があるのですが、脳・神経系と皮膚は、生命が育まれる最初の段階で、同じ根から育っています、ということを意味しています。
スキンシップの少ない赤ちゃんは、成長が遅く、抱っこなどの触れ合いが多いほど親子関係が安定し、心と身体の成長につながるなど、とても大切な感覚なのです。

スキンシップをとると、脳の視床下部から『オキシトシン』という幸せホルモンがでてきます。
心を安定させる『セロトニン』や、前向きな気持ちには欠かせない『ドーパミン』も出やすくなり、ストレスに強い心と身体を作ってくれます。

身近な方に病に悩む方がいらっしゃれば、肩に手を置いたり、背中をさすってあげるだけでも、とても大きな癒し効果になります。
もし可能であれば、簡単なマッサージも良いかと思います。
また、ご自身が病の場合は、辛い場所の上に手を置いたり、肩を抱いてさすることで、癒しの効果があります。
さらに「私、よく頑張ってるね」と声をかければ尚良いかもしれません。

病の克服には「ストレス対処」がとても大切になります。
「おはよう」の挨拶と共に手を握り合ってみる、「ありがとう」とともに肩をさすってみる…など
『スキンシップ』を日々の生活の中に取り入れてみましょう!

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