コレステロールが高いことは悪いことではなかった

6月 22nd, 2018
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会社の健康診断や人間ドッグで『コレステロールが高い』と診断された。

このような診断を受けてコレステロールを気にした食事をされている方も少なくないの
ではないかと思います。

コレステロールと聞いて、まず思い浮かべるのは「卵」ではないでしょうか。

「卵は1日一個までにしなさい」

お医者さんや、お母さんに言われませんでしたか?

卵には、非常に栄養価の高い食材で、1個あたりに含まれるコレステロールは200から240
mgと言われています。

食品に含まれるコレステロールについて厚生労働省からの発表では卵に含まれるコレステ
ロールが人体に害を及ぼす可能性は極めて低いことが発表されました。

卵は5個食べても問題はないみたいです。

人体に害を及ぼすコレステロールとは何なのでしょう。

コレステロールには 『HDL』と『LDL』があり

善玉コレステロールがHDL、一方の悪玉コレステロールとLDLと呼ばれています。

血液検査ではこれらの量を合わせた数値として、総コレステロールとして表記しています。

善玉と悪玉のコレステロールを合わせた数値ということで、コレステロール値が高いと診断
されても、必ずしも健康に害があるとは言えないというのが最近の研究によって明らかにな
りました。
悪玉コレステロールであるLDLの数値が高いと、血管にLDLが溜まって血栓となり、動脈硬
化や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まると考えられています。

病院によっては、血液検査でHDLとLDLの割合を出してくれる所もあるみたいなので、一度
訊いてみるのも良いと思います。

逆に言うと、コレステロール値が高くなくてもLDLの数値が高い事で上記のような生活習慣
病になる可能性が高いと云えるため、定期的な健康診断は受けられている方は、お時間のある
時でもかまいません。

血液検査表から、自身のコレステロール値が今どうなっているか。数値に着目してください。

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