口の中にも「ストレス源」

6月 27th, 2019
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がんになる主な原因は「ストレス」と言われますが、実は「舌」もストレスを感じていることをご存じでしょうか。
舌の行き場がなくなり、狭い口腔内に閉じ込められていることが、「舌ストレス」の主な原因。
舌自体は、生まれた直後に母乳を飲むために、太古から大きさはほとんど変わっていないようなのですが、
現代人は咀嚼回数が減ったことで顎は細くなっていますが、栄養が行き届いているため、歯は大きくなっているそう。
そのため、どんどん舌の居場所が狭くなっています。
また、柔らかいものを食べるので歯が尖っているのも舌にとってはストレスのようです。

狭くなった空間で舌が動くと、筋肉で吊り下げられているだけの下あごも一緒に動いてズレてしまい、頭痛や肩こり・腰痛を引き起こします。
舌がストレスで緊張状態だと、交感神経が優位になり自律神経失調症の原因にもなったりするようです。
実際、とがった歯や、内側に入り込んだ歯を削るなど舌ストレスを取り除く治療を行うと、原因不明と言われた不調が軽減する方が多いとのこと。

舌ストレス解消のためには、舌のストレッチが有効なんだそう。
〇舌のストレッチ方法〇
・真上を向き、舌を上に出したり、引っ込めたりする(10回)
・真上を向き、舌を上に出し、そのまま舌を左右に動かす(10回)
・真上を向き、舌を上に出し、そのまま舌を上下に動かす(10回)

このストレッチは誤嚥の予防にも効果的とのこと。

とっても身近な「舌」から、ストレス解消してみませんか。

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