「陰陽・食養講座」講師 遊座嘉良先生

「陰陽・食養講座」講師 遊座嘉良先生

遊座嘉良(ゆざ・かりょう)

マナ自然食店主  1948年7月生まれ。
76 年暮れに盛岡に自然食店を開業。 80 年に大森英櫻先生の「正食医学講座」を受講。それ以 来、大森先生の指導を受けなが ら、今日まで食養指導を継続する。その間、店で「門前の小僧 会」という勉強会を開き、玄米正食、正食医学を徹底して研究。 毎月、店報「嘉良の落書き」を 継続発行し、2010年 12 月で 320号を数える。現在、月刊 「マクロビオティック」にて「嘉良の落書き」を連載中。

■ マナ自然食
住所:岩手県盛岡市高松2‐5‐ 18
TEL:019‐662‐6205  
ホームページでは、人気コラム「嘉良の落書き」を掲載。自然食品も買えます。

******以下、希輝通信から一部を抜粋******

◆ 悩んだ開店当初  

27 歳で自然食品店を始め、最初は妻が店頭販売を行い、自分は車で商品を売り歩きました。 しばらくして縁あって盛岡に帰り、一階が自然食品店、二階が住まいという物件を引き継ぎま した。やはり妻に店を任せ、自分は車で商品を売り歩きました。 あまり売れず、悩んでいましたが、1年くらいして、「自分はこんな健康に良い店をやっているけれど、ガンに悩むお客さんが来ても、相談に乗れないではないか」と思うようになりました。

そのころ丁度、近くの寺院で日本CI協会の勉強会があり、誘われて行ってみました。そこでは生姜シップ、里芋パスターを習い、ガンに効くと教わりました。

これがきっかけでマクロビオティックの勉強を始め、その後大森英櫻さんとご縁があり、多くのことを教わりました。
今までさまざまな相談を受けてきました。ほとんどの病気は、「玄米菜食」で軽くなったり、治っていきました。実際にお客様に行ったアドバイスをご紹介します。

◆ 過去のお客様の症例と手当て

●脳腫瘍(小5)  
砂糖やはちみつの摂りすぎだと判断しました。食事は玄米菜食に切り替えてもらいました。頭は骨で囲まれていて、中までシップ等はできないので、首の付け根から尾てい骨まで生姜シップと里芋パスターを施しました。病院では放射線治療を行いました。無事退院しましたが、同じ病気で入院 していた子どもで治ったのは、 一人だけだったそうです。

●脳梗塞(高齢の女性)  
最初は左足が動かないと相談にきました。よく話を聴き、足の病気でなく、脳梗塞ではないかと思いました。右頭部をまず、生姜シップをして毛穴を開きま した。次に生姜油を塗っていくとだんだん良くなっていきました。

●股関節炎(若い主婦)  
赤ちゃんを産んだばかりの若い主婦の方で、痛みで子育てができないので実家に赤ちゃんを預けていました。人工関節を入れていましたが、人口関節は10 年しかもたないそうです。 股関節炎は進行性ということでした。玄米菜食を勧め、触って、ビリッとくるところに生姜シップと里芋パスターをほどこしました。しばらくすると、痛みは取れ、子育てが出来ると喜んでいました。

●アトピー性皮膚炎(若い女性)  
時間はかかりましたが、肉をやめ、玄米菜食に切り替えると治りました。湿疹のないきれいになった自分の写真を送ってきてくれました。
*今の病気は砂糖や果物ばかりでなく、肉と卵が原因で起こっています。特に若い人は顕著です。

◆ 経験から独自のアドバイスを実践

この頃から経験が積み重なり、大森先生とは異なる自分の独自性が出てきたように感じ初めていました。
陽性か陰性かを見極めること の大切さを実感しました。また、今の多くの病気は8割が動物性たんぱく質の食べすぎだと確信を持ち、玄米菜食をすれば糖尿病などはすぐに治ると自信を持つことができるようになりました。
*盲腸炎になった人は、動物性 の食物を過剰に摂り過ぎている人です。
*胆石の人は、どんなに青白くても陽性です。
*ポリープ、子宮の病気、前立腺前など昔はあまりなかった新しい病気はすべて肉・魚の食べ過ぎからくるものです。
*陰陽は症状でなく、何を食べてきたかで決まります

◆ ちゃぶ台で昔食べた食事が健康をつくる

私は以下のような献立を勧めています。

1.主食(穀類・玄米、麺)
2.副菜A(豆腐、あげなどを使った料理)
3.副菜B(季節の野菜)
4.漬物
5.味噌汁  

忙しいときはそうめんでかまいません。
昔ちゃぶ台でならんでいた食事です。ただし、味噌や醤油は無添加の良いものを使って下さ い。穀物も無農薬ならなお良いです。

穀物5口、おかず1口で体力がつく玄米菜食でも、かっては体力がつかないのではないかと、車ふのフライなどおかずをたく さん食べていました。  
ある時、妻がリマ料理教室に行き、ごまと味噌のふりかけを習ってきました。

とてもおいしく、ごはんが進むので、おかずをあまり食べませんでした。すると、1週間く らいしたら疲れなくなったので す。 「おかずが少ないほうが元気になりました」と大森先生に言ったところ、「ご飯5口におかず1口は当たり前。常識だろ!」 と一喝されました。 穀物は特別なのだな、と痛感しました。

◆症状にまどわされない陰陽の食事

◆女と男の陰陽について

◆体の中の陽性の蓄積を消す

◆夏風邪の治し方について

今回の取材内容に関しては、がん克服サポート研究会の運営する会員専用の希輝(きらら)通信
第7号(2011年12月発行)に詳しく掲載されております。

☆トピックス☆

●「マクロビオティック陰陽・食養講座」レポート
●マクロビオティック料理チャイニーズ編
●がんを克服してきた人達~
 石黒澄子さん「温熱療法で食道ガンが消えた。」
●がんを克服してきた人達~
 上杉美華さん「膵臓ガンで余命3ヶ月と宣告されて25年。」
●ためになる本をご紹介します。
●EM勉強会レポート

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