ミネラルってなに?

① 岩や土の中にある成分です。
② 五大栄養素の一つです。
③ 体をつくっている成分の一つです。
④ 体内では合成できない栄養素です。
⑤ 他の栄養素を働かせる栄養素です。
⑥ 量よりバランスが大切な栄養素です。
⑦ 最も不足している栄養素です。 etc.

ミネラルのはたらきは!?
① 体の組織をつくる。
② ビタミンや体内酵素を活性化する。
③ ホルモンをつくる。
④ 体液のpHを調整する。
⑤ 細胞の浸透圧作用を調整する。
⑥ 神経や筋肉の興奮性を調節する。
⑦ 新陳代謝を促進する。 etc.

ミネラルに関する文献、及び発表         

アメリカ上院文書 264号     

現在栽培されている作物には、ある一定のミネラルは含まれておらず、そうした作物を沢山食べたとしても、我々はその栄養素を摂ることはできません。作物の価値には大きな開きがあり、あるものは食べ物としての価値も無いほどです。         

Dr. ライナス・ポーリング (ノーベル賞を2度受賞した、アメリカの物理学生化学者)               

  全ての不快感、疾患、病気のもとをたどると、ミネラル欠乏症に行き着きます。 健康を保ち、長寿で活動的な人生を楽しむためには、72種類のミネラルが必要です。         

Dr. アール・ミンデル (世界36ヶ国で翻訳出版された「ビタミンバイブル」の著者)        

         ビタミンはたしかに重要な栄養素ですが、ミネラル無しでは何の働きもできません。ミネラルこそが、栄養の世界のシンデレラなのです。      

バンクーバー大学医学部  
 微量ミネラルであるバナジウムはインスリンの働きを補い、成人性糖尿病に効果があります。このとき、リチウム、クロム、セレンが共存すると、より高い効果があります。    

Dr. ジーン・カーパー (「Stop Aging Now(年齢革命)」の著者)           

老化は、ビタミン、ミネラルの欠乏症なのです。           

Prof. D・ハーマン (アメリカ ネブラスカ大学教授)
生活習慣病と慢性疾患の90%近くは、活性酸素が誘発原因になっています。 亜鉛、銅、マンガン、セレン、鉄の5元素は、抗酸化作用の高いミネラルです。         

ミネラルの過不足によって起こる障害
1、必須ミネラル 不足すると起こる栄養障害     

 カルシウム(Ca)・・・・骨粗鬆症、発育不全、くる病、不眠症、神経症、喘息、アレルギー性鼻炎、イライラ    

マグネシウム(Mg)・・・・心筋梗塞、動脈硬化、けいれん、神経過敏、抑うつ症、不整脈、尿路結石、アルミニウムの吸収    

 ナトリウム(Na)・・・・不足することはほとんどない        

カリウム(K)・・・・心臓発作、便秘、腎不全、ガン、関節炎     

(Cu)・・・・貧血、心臓障害、骨の異常、発育遅延、不眠症        

亜鉛(Zn)・・・・発育不全、性機能障害、抵抗力障害、傷が治りにくい、動脈硬化の促進、慢性皮膚炎   

(Fe)・・・・貧血、食欲不振、無気力、舌炎、心臓病        

マンガン(Mn)・・・・骨の退化、性機能低下、神経痛

クロミウム(Cr)・・・・糖尿病、動脈硬化、コレステロールの増加

コバルト(Co)・・・・貧血、多血球症

リチウム(Li)・・・・精神不安定

モリブデン(Mo)・・・・痛風、成長障害、脱毛、体重減少

リン(P)・・・・不足することはほとんどない

セレニウム(Se)・・・・ガン、筋萎縮症、肝臓障害、免疫低下、不妊症

ケイ素(Si)・・・・骨の代謝異常

バナジウム(V)・・・・脂肪の代謝異常、呼吸器衰弱

有害ミネラル 過剰になると起こる障害

(Pb)・・・・精神障害、貧血、倦怠感

砒素(ひそ)(As)・・・・胃腸障害、皮膚障害、神経障害

水銀(Hg)・・・・精神障害、運動障害、不眠症、けいれん

カドミウム(Cd)・・・・腎臓障害、骨障害、貧血

アルミニウム(Al)・・・・精神障害、言語障害、痴呆、けいれん

ニッケル(Ni)・・・・皮膚炎

ベリリウム(BE)・・・・DNA障害

(参照書籍『植物マルチミネラル超健康法』 久郷晴彦著  コスモトゥーワン)

下記の図は一つのミネラルを過剰摂取した場合、矢印の方向のミネラルの代謝を阻害する。「丸元淑生のスーパーヘルス」新潮文庫より参照

丸元淑生のスーパーヘルス」新潮文庫より参照 ミネラルの図式

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