講演会では、下記の内容のお話しがありました。 □遠赤外線やテラヘルツに着目されたきっかけについて □実践を交えた温熱器の使い方について □石黒先生と縁の深い患者様や先生方の近況発表 □遠赤外線やテラヘルツに着目されたきっかけについて 石黒先生『熱』に対して興味を持たれたのは、 ヒトの身体の70%は水分で占めており、とても熱伝導がよく、熱を効率的に取り入れることで、血流が良くなったり自律神経を介して体調に良い影響を及ぼすと言われており、一方で、細胞の遺伝子エラーによっておこる『がん』は熱に弱いと言われているので、遠赤外線やテラヘルツ(高効率遠赤外線)を利用して熱を利用して人体に有益な影響を与えることができるのではないかという考えの下、研究と開発に尽力されたというお話をお聞かせ頂きました。 石黒先生は、一人でも多くのがん患者を救うため、石黒先生の開発された温熱器で治療されてきました。 石黒先生が確立された石黒式温熱療法は、150℃で30秒、もしくは110℃で50秒。がんの患部に注熱することでがんに対して治療効果が期待できます。 100℃を越える温熱器をそのまま体にあてるとやけどをしてしまうので、ホルミシスヘッドパッドという、低線量の放射線をあてることで体に対し良い効果が期待できる(ホルミシス効果)ヘッドパッドを装着することでパッド表面の温度は下げつつ、温熱器の効果は維持して施術することができるので 石黒式温熱療法は、温熱器+ホルミシスヘッドパッドを基本として行われます。 □実践を交えた温熱器の使い方について 上記の温熱器を使って、ご来場頂いたお客様にご協力を頂きで術の仕方について実践して頂きました。 私自身、石黒式温熱器の施術を拝見するのは初めてだったので、実際に見学できてとても為になりました。 石黒先生がカウントを数える際に使っていたタイマーのようなものがあり、30秒、50秒と数えるのが大変なので、とても役立ちそうだなと思いました。 温熱器の当て方や数え方など、勉強させて頂いたので、お客様より問い合わせを頂いた時などに施術法について紹介させて頂きたいと思いました。 □石黒先生と縁の深い患者様や先生方の近況発表 石黒先生の患者様で、弊社とも関わりのある方が、石黒先生にお世話になった経緯や、近況についてお話くださいました。 その方は、お母様が肺がんを患われて重粒子線で治療するも一時は改善するも再発された。手当の ため、琉球温熱など試されたことがあるが間違った使い方をしたため、低温やけどで皮膚が黒く変色してしまっている。 昨年、大阪開催された石黒先生の講演会に参加されたことがきっかけで石黒式の温熱療法を実践されている。最初は熱いし痛いし、続けられないと泣いた日もあったとのことですが、石黒先生のご指示と家族の支えがあって、快方に向かっているとの事でした。 高島]]>