今日は、わんちゃんのお話です。
人間と関わりの深いわんちゃんは
わたしたちにとって、家族と呼べる身近な存在ですよね。
そんな大切な家族の一員でもあるわんちゃんの心臓病のために有効だとされる成分で
特許を取得されたとのことですので紹介したいと思います。
特許取得により普及を目指す
日本だけでなく世界22カ国以上、国内4000カ所以上で取り扱われ
かつ、天然素材にこだわり研究・開発をしている
会社で発見された成分に関する特許についてお伝えします。
今回の特許は「心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)降下剤治療薬と予防薬及びその製造方法」についてのものです。
こちらのANPというものが、心臓病の重症度の指標として用いられるのですが
「ポリフェノール複合体」が、このANPの値を下げる効果があると証明され
特許が取得されました。
こちらの「ポリフェノール複合体」の主成分は
天然成分で安全性が高く、研究に基づいた効果が確認されており
世界中の研究機関には800以上の研究論文があるというので驚きです。
治療が始まる前から使える成分
心臓病の進行はステージA~Dに分類されるのですが
軽度とされるステージA~B1では、心雑音が確認されるも投薬治療は始まらず
B2以降、心拡大が始まってから
さらには、ステージCの心不全症状がはじまってから
治療が始まることがほとんどです。
できれば心臓病は早期発見により
進行を遅らせることが大切だと言われていますので
心臓病だとわかりつつも、治療が始まらないことに不安を持つ飼い主さんや
そんな飼い主さんに経過観察としか伝えられず歯がゆい思いでいた獣医師さんにとっても
治療が始まる前から使える革新的な成分と言えます。
特許取得に際しても、日本全国15病院にて27頭のわんちゃんに治験を実施しているのですが
心臓病薬と併用した際でも、ANPの有意な減少と呼吸の息苦しさの有意な改善が認められたそうです。
治療が始まる前からはもちろん、治療が始まってからも
併用していただくことで、よりわんちゃんが元気に過ごせるように
健康をサポートしてくれることに期待されています。
このように
人間のみではなく、わんちゃんに対しても
代替医療は注目されています。