今回ご登場いただくのは、奈良県橿原市で歯科医をされている宮本先生に取材をさせて頂きました。
宮本先生は、患者さんが元気になるために、歯科関係以外でも良いものを追求し、様々な視点から患者さんの治療法、そして健康を考えていらっしゃいます。
さらに宮本先生は、歯科医の中でも取得している方が非常に少ないという障害者歯科学会の認定をお持ちなのです。
- 自分で治そう!思ったきっかけをお聞かせ下さい。
宮本先生:18年前になりますね。僕自身が足とか手とか、病原菌とかが一切なんにもない水疱ができる、掌蹠膿疱というのになってしまいまして。私は歯医者なのですごく困るんです。もう痛くて痛くて…。それで、ずっとどうにかならないかということで、自分でも漢方に興味があったのでいろいろ調べていくうちに、特定の健康食品のチラシを見てお電話したのがきっかけですね。
掌蹠膿疱の原因は不明らしいんですが、口の中がとても関係しているというので、小さい時に治療した時の「アマルガム」という水銀を使っているつめものを取り除いてセメントに変えたり、神戸元町の漢方薬も飲んだり、そして健康食品も飲んで、といろいろしました。なんせ皮膚科もいっても副腎皮質ホルモンの大量投与ですわ。それからよけいひどくなって、医者を信じられなくなってね。だから自分で治そう!ということで、アミノ酸から漢方薬の勉強をいろいろしましたね。
● 健康食品の選択には育つ自然・土壌がポイント!
宮本先生:これは絶対覚えていてほしい、と思うんですが、一般的に人工栽培された健康食品でも「良い」といいますが、決定的に違うところは、私が選んだ健康食品はどこでも「栽培」できるものでないんですよね。
ところが、原産の健康食品スの場合だったら僕はものすごく効果が有ると思うんだけど、今は中国産や四国、広島産…そんなものになると、大地の恵みじゃなくなってくる。
やっぱり、産地というか「土壌」の大切さって絶対感じますね。土壌、気候というもの。それが合わないと絶対ダメだと思うなあ。土壌があるから、栄養成分というものはちゃんとしたものが取れると思いますから。やっぱりそういうものがちゃんとしているかしていないかが、同じ健康食品でも、値段が安い高いの違いになるのではないでしょうか。
僕自身、アミノ酸とか漢方薬はざーっと調べたんですけど、特定の健康食品に関しては安心しきっているのでそれほど調べることがないんです。丁寧に研究されているから細かいデータが出てるでしょう。僕はこれ以上調べる事は何も無いなあと思う。それくらいきちんといろんなデータが取れている。
● 患者さんが元気になるために、歯の関係以外でもどんどんいいものは紹介していきたい
- 先生の歯医者にも健康食品の紹介やチラシはおいてあるんですか?
宮本先生:ぼんぼんおいてありますよ(笑)。僕のところは、ペーハーの低い酸性水を使ってるんだけど、アトピーの方にはそちらをすすめたりもします。光に当たったら酸性水は劣化するからボトル代だけもらってるんやないかな。ボトルさえ買ってもらったら、あとは何度も酸性水を無料でお分けして、持って帰ってもらうことができるでしょう。
僕は歯医者さんに来る方の歯だけでなく、健康を常に考えています。アトピーとか治った、と効いたら本当に嬉しいねえ。皮膚科だったらね、酸性水をボトルに入れたらハイ300円ですハイ500円ですとかそういうところがあるらしいんですけど、そういうわけにはいかへん。自分の専門の口の中じゃなくても治ってくれたら嬉しいやないですか。
マルチ商法みたいなのも増えて嫌な思いもした事がありますが、特定の健康食品に対しては直販だから安心してます。特定の健康食品の取り寄せも、お客さんのところにできるだけ安く特定の健康食品を渡すことができる「橋渡し」の役目でいいんです。どんどん飲んで、ようなった言う人が出てきたらそれでいいなあ、と
- なによりも患者さんの体全体の調子をみて、その人に合った治療を考えるんですね。
宮本先生:そう。欲ではなく患者さんが1番。僕が歯医者をしている経験の中で、高血圧の患者さんが、薬を飲むことによって、本来の病気は治っていくけど、なんでこんなに歯茎が腫れて歯がぐらぐらしてるとか、てんかんの患者さんが抗てんかん剤を飲んでやっぱり歯槽膿漏になったりするとか、なんでやねん、と思う。こんな副作用も病気と含めて治らんと本当の治療じゃないぞ、と。その疑問もあって漢方薬やアミノ酸、民間療法まで独学ですが勉強し始めた、というのもあるんです。
それから医者である自分自身も健康に気を使わないかん。自分が健康じゃなかったら人の病気なんか絶対治すことができないと思っています。
● あらゆる有病者の方の味方に ~ 障害者歯科学会の認定の誇り ~
宮本先生:やっぱりまだ持っている方が非常に少ない、障害者歯科学会の認定を持ってるということが誇りです。というのはこれを持っているというのは、あらゆる精神的・肉体的にハンディーキャップのある障害者や有症者の治療をするので、他の医者と同じレベルくらいに、体の事全体を知っていないとできないんですね。
この資格を取るというのは、もちろん時間もかかるし、私自身脳性まひや自閉症の患者達を13年間くらい、公的な機関なんですけども見に行ってるんですね。そういった経験年数や、自分がどういう風な治療をしたかという症例方法もださなあかん。
そして障害者歯科という学会が主催する試験を受けに行くんです。比較的新しいものでね、僕は第一回の合格者なんです。こういう風にこだわっている歯医者が奈良県橿原市にあるということだけ分かってくれたら嬉しいですね。もともと人が困っているということに対してほっとけない性格なんです。
近所で叔母が経営しているA病院というところがあるんですが、そこに毎週2回、診察に行ってるんです。病院まで自分が出向いて診察に行くのも、やはり有病者の方が外に出るというのは大変な体力を使いますし、治りにくい病気にかかってらっしゃる方は精神的にも不安定になっておられますから、最悪、自殺なんかの心配もありますよね。それならば、車で10分くらいのところですから、じゃあ私が動こう、ということなんです。人の顔色を見ると大体分かる。僕の家系は先祖代々お坊さんなんですね。
ごくごく最近では教職者が多い。そんな家系を受け継いでいるから、よけい人助けをしなアカンというのは頭にあるかもしれん。代々の血がそうさせているのかもしれませんね(笑)
宮本歯科医院 宮本 勝文院長
所在地 奈良県橿原市久米町600-1 電話番号 07442-8-2277
特定の健康食品について
取材の中で出てくる健康食品の名前に関しましては、すべて「特定の健康食品」としています。特定の健康食品とは、取材にご協力してくださいましたすべての方が共通する特定の健康食品ではありませし、数種類の健康食品を指すこともあります。特定の健康食品の部分に健康食品の名前を出す事により、効能効果と思える表現になる可能性がありますので、あえて名前はふせてあります。
ご興味のある方は、お気軽に072-725-3977までお電話でご連絡下さいませ。
取材した感想 坂井正典
インタビューの質問ひとつひとつに、丁寧にこちらの気持ちを考えながら優しく答えてくださるその声に、人柄の温かさが滲みでていました。歯医者だからといって歯だけ考えるのではなく、患者さんが健康になって笑ってくれるなら努力を惜しみません、という姿勢は本当に胸が熱くなりました。
編集スタッフ田中の感想
本当に、テープを聴いていてもこちらがほんわかと胸が熱くなるほど、誠実さが伝わってきました。
歯だけではなく、体全体を考えて治療したいという姿勢と、金銭的、体力的両方の面で患者さんのできるだけ負担を少なくしたいという優しさ。
こんな素晴らしいバランスのお医者さんがいるんだなあ、まだまだ日本の医学界も捨てたモンじゃないなあと嬉しくなりました。
お忙しい中のインタビューだったと思うのですが、取材の質問に、全く嫌がらず丁寧に答えているのを聞いているうち、本当に涙が出てきました。