「ゆず」といえば、何が思い浮かびますか?
「ポン酢」や「ゆず湯」など
私たち日本人にとって身近な果物だと思いますが、
果汁を絞ったり、ちょっと風味で皮を使う程度で、
残りは捨ててしまうことが殆どではないこと思いますが
それでは、とってもったいない、
本当は捨てるところところがなく「丸ごと」活用できると
ゆずの秘めたるパワーが注目されています。
病気にならない「ゆず」健康法
岡山栄子著 PHP出版 よりゆずに関する研究の
最新情報を一部抜粋させて頂きますと、
果実以外の、皮や、白いわたの部分、そして種の部分に、
「がん抑制効果」のある成分があることがわかってきて
ポリフェノール、カロテノイドとよばれる抗酸化作用や
抗炎症作用を持っている成分には以下のようなものがあり、
成分ごとに様々ながんに対して発がん抑制作用がみられたそうです。
(ゆずの成分とそれに対して発がん抑制作用がみられたがん)
・ヘスペリジン 大腸がん にゅうがん 胃がん 前立腺がん 食道がんなど
・ナリンギン 胃がんなど
・βクリプトキサンチン 大腸がん 皮膚がんなど
・オーラプテン 大腸がん 乳がん 肝がん 皮膚がん 口腔がんなど
さらに、ゆずの香り成分「リモネン」には、がんを自滅(アポトーシス)
させる作用で、細胞をふやさないようにする効果があるといいます。
また、がん予防のためにもゆずをまるごと活用することができるそうですので
ゆずがたくさん収穫できる時期に、採れたゆずをまず下処理したあと
冷凍保存してぜひ1年十活用してみてくださいね。