先日、太棒もぐさでお手当を続けておられる方から、不眠症が続いて、血圧が高く悩んでいるとご相談がありました。
最近、寒暖の差が激しいので、自律神経が乱れて体がついていけてないのが原因かもしれません。
又、枇杷のは温灸も根気よく続けていかれるのが良いのですが、体が慣れてきて、以前より効き目がなくなったな、と感じることがあるそうです。
そういう時には冬の間、毒素をためこんだ春先の重たい身体に対して、毒素を引き出してくれる生姜湿布がうってつけかもしれません。
方法は、大きな鍋に3リットルほどのお湯を沸かして、70℃くらいで、沸騰する手前で、ひね生姜をいれ生姜湯を皮ごとすりおろして袋に入れて生姜湯を作ります。
後はタオル2枚を交互に浸して、固く絞って湿布します。
タオルで温める面積も広いので、取り換えを7、8回繰り返すうちに、皮膚も真っ赤になりますが、
仕上げに冷たいタオルせサッと拭くので細胞が引き締められて、血行が促進されて身体の芯まであたたまります。
ひと手間いりますが、やってみると意外に手軽で効果は抜群、何より気持ちが良い生姜湿布。
交感神経と副交感神経のスイッチが入れ替わるので、何日か続けてみられると自律神経の乱れの改善のきっかけになると思います。
スタッフの中では、起きたら太陽を見て白湯をのむと言う事を続けただけて細身の冷え性が改善した例もあります。見えにくい自律神経の事なのでピンと来ないかもしれませんがお試しください。