情報収集をはじめられたばかりの方にまずお伝えする基本的な 代替療法には次のようなものがあります。
タヒボや紅豆杉、枇杷の種など抗腫瘍作用が期待できる成分をとること。
植物からなる健康補助食品を必要に応じて効率的に採ること。ヨーグルト何リットル分にもなる死菌である乳酸菌や、発酵食品、酵素などで腸内の善玉菌を優勢にして腸内免疫をあげること。また温熱で、体温をあげてがんの棲みにくい体質に変えていくことなどです。
さらにミネラル不足に陥っていることも多いので優良なミネラル補給の方法をお伝えしたり、有害金属などを排出する方法でしたり、活性酸素対策としてSOD作用のあるものをご紹介することもあります。 これらはどれも 色々な研究をとおして 検証されていて 機能性やエビデンスがあり良い体験談なども多くあるものです。 このようにして、ピックアップしたサプリメントや補助食品は味に重点がおかれていないので、ほとんどが、単調な味で甘ったるかったりすぐに飽きのくる味のものが多いようです。
言い換えると、機能性を重視して科学的に成分をとりだした補助食品は部分食であり、生命力そのものや宿っていません。
それに対して、いりこ、こんぶ、かつお、しいたけなどから採った出汁や色々な野菜を煮込んでできるスープ、雑穀、小魚、味噌汁、ごま、くるみなどの種子などは、毎日食べたり飲んだりしても飽きがこない味です。 さらに、滋養があって生命力の根っこを養うような力がある食品です。
このような食材をもとに、切る、合える、煮る、焼く、炊く、混ぜるなどほんの少しでいいので手を加えたものを食べる食習慣こそ味気ない栄養補助食品では補えない 心や精神を元気にする力があるようです。
最近ご相談を頂いた方は、胃と腸のあいだにがんが見つかり、切除したあとステントをいれる手術をされて以来、まったく食欲がなくなってしまいたといいます。健康茶やさまざまな種類の酵素を一生懸命採ろうと努力されていたのですが衰弱していくばかりでとても焦りを感じておられました。あるときから、おすすめした出汁栄養スープと、おかゆにお味噌をのせて食べるようにされたところ、少しずつ気力が戻られて「しみじみ体に効いて力が湧いてくるような気がする」とご感想を頂いたのが印象的でした。
ご参考にしていただけると幸いです。