2月も中旬にさしかかりましたが、まだまだ空気が乾燥して、風邪をひきやすい季節です。

風邪の原因は、過食などによって胃腸の消化吸収が衰え肝臓、腎臓にも負担がかかり自律神経も不安定になり、内臓の循環の滞りともいわれます。

ただ、喉の痛み、鼻水、咳、悪寒、発熱、頭痛、下痢などの症状で辛いとき、薬で抑え込んでしまうと、老廃物を体外にだそうとするしぜんの浄化作用をとめてしまうことにもなるので風邪の引きはじめにこそ、自然療法の手当てや食事で治癒力を高めて抵抗力をつけることは大切ですね。

「あなたと健康」12月号(584号)には、知っておくとご家庭でさっと実践できる方法が載っていましたのでご紹介させていただきます。

【飲み物】
梅エキス、梅干しの黒焼き、梅醤番茶、
はこ茶、枇杷茶など。

【のどの痛みや腫れ】
塩番茶やビワ葉エキスをぬるま湯で薄めてうがいする。
のどに生のビワ葉をあてたり、里芋湿布をすると
炎症をとります。
またネギの白い部分を温め喉に湿布する手当ても
昔からされてきました。
喉の痛みや咳を鎮め咳を切る働きもあります。

咳:蓮根は呼吸器の粘膜を強くする働きがあり、
喉や咳を助ける。熱があるときは蓮根のしぼり汁を
そのままの実、熱がないときは暖かいくず湯とあわせて飲むと
体も温まります。
また粉末の「コーレン」や「節コーレン」も
湯で説いて飲めるので
手元に置くと助けになります。
里芋湿布、梅干湿布を旨や背中に貼ると咳や痰がとれます。

発熱:熱も体の浄化です。熱が出たらびわ葉やキャベツ、
青菜などで額や後頭部を湿布します。
高熱の時に氷水などで冷やすと、細胞が委縮し排毒を弱めてしまうが、
豆腐湿布は細胞をひらき、熱を気持ちよく下げます。
臭くなったら取り替えて平熱になるまで続けます。以上「あなたと健康」12月号(584号)より転載させていただきました。

尚、自己判断でわかる事と分からない事がありますので、医者に診てもらうことも大切です。
今の寒い季節を乗り切るために、是非参考になさってください。

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