がんで治療中のお知り合いの方に、健康茶を送っていらっしゃる方からご相談がありました。
「化学療法を始めるから『何が原因で副作用になるかわからない。健康茶は止めてほしい』とお医者さんに言われたから、当分飲むのを止めようと思っている」と言われた、とのこと。
治療中の方の体力や身体の回復を願って送られていたので、止めてしまって、本当に大丈夫か心配になりますね。
よかれと思っていてもご本人にお断りされると、周りはもう手も足も出なくて、やりきれない気持ちになります。このようなご相談は、よくあります。

まず、お医者様が止めてほしい理由は「治療を進める上での不確定な不安要素を消しておきたいから」です。
お医者様の気持ちもわかるのですが、副作用が出る前提でのお話であるうえ、理解を超えるものは排除してしまう対応は疑問に思います。
お医者様の中には「代替医療」や「健康食品」等は効果がないと言われる方もいますが、そういったお医者様ほど、実際治療にあたられた時「代替医療や健康食品は止めてほしいと」とおっしゃいます。
「効果・効能がないなら、治療にも影響しないはずではっっ?!止める必要ありますかっ?!」と、言い返したくなってしまいます。

「健康とは、自分で勝ち取るもの」
基本的に、治療の決定はご本人の意思が尊重されるべきですが、言われるがまま、流されるまま治療を進めるのではなく、
病気としっかり向き合い、後悔のない治療をしてほしいと思いますし、ご家族などサポートされる方も、どうしても納得がいかないことに関しては、
ご本人にも確認して、お医者様としっかり話し合い、セカンドオピニオンなどで、様々な意見を聞くことも必要だと思います

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