アトムさんは経済的には貧しい中南米で、バイオヘルスの元となる考えを煮詰めてきました。ラテンアメリカは、日本と違って、ほんと何もないのだそうです。 あるとこにはあるのでしようが、まず庶民はお金がない。家族の中で誰かが癌になると、たった一回の抗がん剤を打つ為に、親戚中に借金をして打ち にいくのだそうです。
だけど、その結果、身体が良くなるかというと決して良くはならない。身体も良くならず家庭も経済的に破壊してしまう医療システムの中で、貧困に喘 ぎながらも、必死で健康と幸せを求めて生きている、そんな人たちをア卜ムはたくさん見てきました。そのなかで、お金がない人も、それぞれの健康と幸せを手に入れられるにはどうすればいいのか。難病の患者が押し寄せるニカラグアの自然病院村のチーフ医師として働きながら、それぞれの人が治癒の力を取り戻すことで、医療を離れ、健康に対して「自立すること」が必要だという考えに至ったのです。
その結果、バイオヘルスで提案する内容は、高価なサプリメントも器具も必要としません。食の変更に始まり、自分で出来ることばかりです。自分で出来ることというと、専門家がやってくれることよりも質が落ちるからやっても意味がないと考えてしまう方も多いかと思います。しかし、考えてもみてくださ い。聞違った生活習慣によって、自分の体に自分で病をつくることはできますが、専門家が他人の身体に病を作ることは出来ません。病をつくったのは自分なのです。そういうと語弊があるので、こうも言えますね。自分の免疫が何かの要因によって落ちていて、病になってしまった。だから、ほとんど の病は、自分(という内部環境)を変えることで治すことができます。
治すのは自分です。他の誰でもない。自分で知らず知らずのうちに病を作るモードにいてしまったものを、今度は、病にならない、病を治すモードになれぱ、自然と病は治っていきますし、続けていくことによって、「全く病気をしない状態は、作ることができる」のです。 あなたは今、多分、自分の身体の状態を改善するのにバイオヘルスの方法が対応してアトムさんは言います。「バイオヘルスを実践すれば、治そう治そうとしなくても、自然と治るんです」 |