小椋会長の商売の考え方の原点
まずお会いすると、この詩を読んでみてという事から始まりました。
「後からくる者のために田畑を耕し、種を用意しておくのだ。山を川を海をきれいにしておくのだ。ああ、後からくる者のために苦労をし、我慢をし、みなそれぞれの力を傾けるのだ。後から後からついてくる。あのかわいい者たちのために、みなそれぞれ自分にできる何かをしていくのだ。」この詩は、小椋社長の商売のきっかけでもあり共鳴できる内容だそうです。 |
(写真左:小椋会長、
写真右:がん克服サポート研究会
坂井) |
20年間ボーイスカウトのボランティアで学んだ事
小椋会長
ボーイスカウトは、20歳ごろからやって、40歳までの20年間そのボーイスカウトで色々子供たちとキャンプしたりしました。毎週毎週私がプログラムを組んで、子供たちと一緒にやっていくと、ちょっと約束破れば子供たちは来ないんです。お金は無料で来てるから損得なしでほんとに自分に身につくおもしろい、楽しいことを行うと来るけど、ちょっと約束破って楽しくなかったら絶対来ないんです。僕らもお金をもらってボランティアやってるのではないので、来て下さい!来て下さい!というような姿勢ではないんです。
子供たちに楽しんでもらう為に、商売は平日やりながら、土日にはどういうことをしようかとプログラムを考えて、キャンプの下見に行ったりして、お寺の同級生の和尚と一緒にやってきました。
ボーイスカウトの教え子が店長に!!
坂井 良い商品をどのようにして探していたのですか?
小椋会長
一冊の本からです。メンズクラブという一冊の本に出会ってここまで来れました
メンズクラブはその時代のメンズの本で一番後ろのページに、服の宣伝が掲載されていて、その服が東京の服でした。どうしても欲しくて、東京まで仕入れたいと思い現地まで確認しに行きました
そこの服を取り扱って、他にも色々やってたという、それが発展の原点になってきたわけです。八幡に店を出展した時は、オール東京の物でした。
ボーイスカウトでの教え子が、大学に行きながら八幡店を出す前にアルバイトに来てくれていました。
八幡に店を出す話がまとまった時は、私が行くわけにいかないので、洋服が好きな教え子に、『任せたらやっくれるか?』と言ったら「やります」と言ってくれたのです。
そして、『絶対大学は4年で卒業しないと困るので、それだけは約束。それができなければ雇うことはできない。』と約束を交わしたのです。
それで『必ず卒業します!』って言うので、それだけ約束するならうちに来てもらってもいいという事になったそうなんです。
そしてファッションが好きやから、大学行くときには会社のお金を使って、ファッション見に行くんやから、東京行ったり、名古屋行ったり、大阪行ったり、最初は僕が全部連れて行ってました。
八幡店は、東京の原宿のデザインを名古屋の人に建ててもらいました。それも一つの雑誌からの出会いなんです。雑誌見て名古屋に行って、名古屋の建物見て、東京見て、スケッチ描いてもらって、これだったら良いだろうと。
そのスケッチを八幡店の場所を借りる人に見せたら、すぐに返事はくれませせんでした。その方は、土木建築関係の人で半年くらいしたら建てる言ってくれたのです。
それから八幡の店を出して、彦根の店、八日市も三店舗、今は二店舗しかないけど。まあそういう風にしてだんだんだんだんバブルの前ぐらいから、ぐうっとファッションに対して豊かになってきました。
ご縁というのは不思議なもの、、、
小椋会長
現在、私は会長で6年前に今の社長(岡地さん)にしてもらっています。
その同級生が自動車が面白いという事で日産自動車に最初に行って、次に衣料のメンズのファッションの会社に就職し直して、それはものすごい大きなデパートに入ってる西武系の会社でした。『あさひや』とは比べ物にならないくらいです。
そこへ入社して仕事ができるようになれば、転勤の繰り返しで、お盆か正月に帰ってきて、『あさひや』が素敵な店になって、そこで岡地さんが働いているので、ぽろっと言ったんでしょう。『もう、転勤ばっかり嫌や!』と、その事を私が聞いたから、ダイエーに出店する時に、手伝ってくれるかと岡地さんに聞いたら、岡地さんは一回会いに行ったらどうかと言ってくれました。
そして、『そしたら会いに行く!今はどこの店にいるのか?』と言うと、
『仙台の店』という事がわかり、嫁さんと仙台に行ったんです。
決して、岡地さんに頼まれたのでなく、私が行くと自分自身で決めました。
坂井 信じきってずっと付き合いますけど、その人が本当かどうか信じられないとなったら?
小椋会長 信じられないことはないわな。もうちょっと言うと、人間好きにならないといけない。あれこれ、人の悪いこと言ったりするやんか。自然も好きな人もいっぱいいるけどよ、人間が好きにならないとと思いました。好きってことは大事にすることなんです。
損とか得とかそういうのを抜きにして、人間好きになるという。もうちょっと言うと、「自分の目指す道は近きにある」ということわざもある。これは27歳のときに知った言葉やけどね、書いたものをもらいました。それはどういう意味かと思って10年ほど経ったら、この意味がだんだんわかってきました。自分の行く道は、本当に遠いところじゃなく近くにあるという。簡単に言うと、あなたに一番近い人は誰ですかという。
一番近い人は、誰ですかと言うと、だいたい友達の名前を言われます。
本当か?と言うと、また考えられます。本当にそうか?と言うと、たいてい一言しか
返ってこないです。ほとんどお母さんとか、だから、お母さんのことを知らない、
お母さんを理解しなかったら、こんな寂しい事は無い。そこに原点がある。母っていうもの、お母さんということが一番近い道ということは、お母さんがあなたのことを、1番心配しているということや。あなたは忘れているかもしれないけど。そこに自分の道が開けていくということ。だから、私に今一番近いのは坂井くんや。だからあなたとしゃべることが、僕にとって今は一番近い。もうちょっと近いのは、隣の女の人やら下にいる人が近い。
それは時によっては、入れ替わり立ち替わり。でも、その道が開いていくのは一番近いところにいる人が開いてくれる。開いていかなければならない。もっと言うと、一番近い所にいるっていうのは、自分の心の中にそれはあるということです。
仕事する上で、あなたに一番近いところにあるものといったら商品です。商品を持ってきてくれるメーカーの人。その人ときっちり付き合えないと、道は開けないって。そして来てくれるお客さんや。そこに幸せ感が見えてくるんじゃないかという。
だから、お好み焼き屋に行ったら、お好み焼き屋のおばちゃん、焼いてくれる人が一番近いわけや。ありがとうと言える、おいしかったと言える、そういう近い人に、心を許して信じきる。そういうことができる自分が幸せですよという。してもらうことが幸せじゃないわけや。ありがとうと向こうから言って良かったじゃあだめやね。私から言わせれば、自分から言える。
自分から言えるのは、お好み焼きを焼いたことがないと言えないやんか。銀行で計算してありがとうって大変だなって、自分で計算して銀行って大変やなぁということが言えるわけや。花屋さんいっても綺麗な花やと摘んで、ああいう花とってきてるとこ見てきて、大変やなあと。2000円でこれだけの物ありがとうと自然に言える。
「特定の健康食品」を伝えたいとおもったきっかけ
坂井 小椋会長の周り方で、「特定の健康食品」で良くなった事例とかありますか?
小椋会長
少ないです。少ないけど、「特定の健康食品」を飲んでいた方で
『これで死んでいくことが幸せ。それぐらい僕の癌を和らげてくれる。もう治る時期は僕はもう過ぎました』という言葉を聞いて、「特定の健康食品」に惚れました。
「特定の健康食品」で亡くなっていくことが僕にとって幸せ。なんでかと言ったら、痛みを和らげてくれると。他のものだと、抗癌剤打ってもだんだんだんだん痛くなってきて、その「特定の健康食品」は痛みを和らげてくれる。そのことが僕にとってものすごくいいと、それははっきり言えると。その言葉を聞いてこれはすごいなと思いました。
これはなんとかして手に入れたいと思いましたが、なかなか教えてもらえなかったのです。だが、この人に教えてもらったので、この人を大事にしていかないといけないと思いました。それを飛びぬけて商売しようなんて思ったら、絶対駄目だと思いました。
同級生の為に買った毛布
私の同級生で肺癌になって、10月頃から肺癌になって煙草吸って、だんだん悪くなってきて、私が「特定の健康食品」と毛布を扱っている事を知っていたから、奥さんが来て「特定の健康食品」を持ってかえって、他に何か変わったことがないかと聞くと、すごく寒がると言われていました。
これはもうステージ4やし、それで肌着と毛布を買ってあげて、絶対に暖かいからと言って渡しました。ものすごい喜んでくれて、その肌着が何年か経って、年配の方が店に来て、『ワシの息子が、あんたのとこの会社に分けてもらった肌着を離さず着てると。これと同じものを破れてきたからもう一つ欲しい』と。あのときは驚きました。
「特定の健康食品」を扱っている会社の社長が「特定の健康食品」をいかそうと思ったら「特定のお水」が大事だと言う事を聞きましたが、私はがんの方とも接していた経験から、納得しました。だから「特定の健康食品」を扱っている会社の開発した「特定のお水」を値段もわからないまま取り付けてもらいました。
事務員さんはその「特定のお水」を買わないけど、事務員さんと男の人はものすごく良いと言い、毎朝汲みに来て、持って帰ります。ほんとに身近な人が喜んでくれる事は、嬉しいです。
今では、「特定の健康食品」、「特定のお水」、毛布など健康に良いと思った物も人に紹介したりして、お役にたてれたらと考えています。
あさひやグループ
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