右側にできる大腸憩室は、精製された穀物(白米、
白パン、パスタなど)の多い人にできやすく、また左側の憩室(特にS字結腸、下行結腸)は肉を多く食べる人に見られます。動物性食品である肉、鶏肉、牛乳、乳製品は、がんや心臓病などのいろいろな病気になりやすい体質を作る食べ物です。
人間はもともと植物食に向いた消化機能をもっているので、肉、鶏肉、牛乳、乳製品、魚などの動物たんぱくや脂肪を完全に消化することはできません。
柔らかく弾力性のある若い腸にする、つまり腸相を良くすると、腸内環境が良くなり、乳酸菌などの有益菌が多くなります。有益菌が多いと、自然治癒カや免疫カが増強し、酵素も作られ血行も良くなるので、がんや他の生活習慣病予防の大きな要因になります。腸相の良くなる良い物を食ベ、高齢になっても有益菌が減らないように腸内環境を整えなければなりません。体によいものを摂るにしても、まず腸をきれいにしてから摂取することが大切です。 |