「治った!ありがとう」宮脇さん取材編 |
心に響く言葉1 |
意識が体を支配しているということなんですね。で、その意識、いわゆる思いですね、心の思い。実は心の思いが先なのか、言葉が先なんだろうかという議論がよくあるんですが、どっちが先やとお思いですか?
これは学術的にも言葉が先だということを証明されてるわけです。だから常に良い言葉を使う。良い口癖をするということが人生にとって非常に大切やということですね。だから、どんな難病であっても治ったということはですね、それも治りたいではいけないんですね。治ったんだ、常に病気はないもんだという意識、これが大事なんですね。 |
心に響く言葉2 |
私はそのプラス思考を超えた楽天思考、これが絶対必要やと思います。というのは、楽天思考というのは、今申し上げましたあの人に比べてだとか、社会的にだとかそういうことではなくて、対象はですね、全部相対的な自分自身なんですね。
自分自身に比べて今後はこういう風にしていこう。大自然に対して、自然についてこうなんだという考え方ですね。だから、しんどくないわけですね。自分が非常に楽しく愉快な状態になる。だからプラス思考に比べて非常に力みがないわけですね。 |
心に響く言葉3 |
「治った、ありがとう」。治りたいではないんです、治りたい治りたいではまだ病気を意識してるわけです。もうすでに病気はないもんだという意識です。これ大事です。もう治ったんだと。 |
心に響く言葉4 |
ドクターの前では一切言わなかったけど、ドクターの前以外では全部言い続けた。「治った、ありがとう」「治った、ありがとう」。実はこの感謝が大事なんですね。ありがとうの感謝。だから自分のこのあるがままの状態を受け入れてですね、どれだけ感謝できるかということ。これはまあ幸せのバロメーターなんですが、感謝できることが多いほどその人が幸せでありますし、むろん病気にならんことにもつながるわけですね。 |
心に響く言葉5 |
怒りだとか、腹が立つ、あるいは悲しいことだとか、恨みだとか、そういう風な思いというのは、自然治癒力を低下さすわけですね。人間というものは全部免疫力があって、自然治癒力があるわけですね。それで全部、自分の体というのを治していくわけです。だから当然ドクターとか薬が実は治してくれるんではない。まあ助けてはくれるわけですね、医療法。それはもう私は現代医学は素晴らしい進化してますから、それを否定する気持ちはありませんが、しかし実際に治すのは自分の免疫力、自然治癒力で治っていくわけですね。
そやからその自然治癒力をどんどんどんどん高めなきゃいけない。で、高めるためには今言いましたように明るい心、楽しい気持ち、こういうものが免疫力だんだんだんだん高めます。ところが先ほど申し上げましたように悲しい気持ち、腹立つ気持ち、こういうものはやっぱり怒ると怒りの波動が出ますから、ザーッと出る。相手からも出てくるということになりますから。常に人間だからむろん腹立つこともあるでしょう。顔見ただけでも腹立つと。私も経験はしておりますけども。しかし、いくら腹立つことがあっても、実はあの人はそういうかわいそうな人なんだなと。だからなんとか癒してやりたいと。なんとかあの人はそういう状態だけど幸せになるようにねというね、癒す気持ちですね。そういうこと必要だ。ということは、癒す気持ちというのは常に自分の心が癒されてるんです。自分の心が癒されて相手も癒すという、こういうメカニズムがありますから、そのメカニズムを知るとですね、許す心が出てくると思いますね。
そやから許す心というのは非常に大切なんですね。許すことによってかわいそうだな、しかしまあ安らかに祈ってやる気持ち。これ、常に自分が癒されてる。ということは、そこで自分の自然治癒力が高まっていくと、こういうことに繋がるわけですね。ストレスというのはですね、今から約60年前にセリエいう博士が証明したことなんです。その証明したセリエ博士が、ストレスの最大の解消法は感謝だと言ってます。
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心に響く言葉6 |
難病を治す方法はあるわけで、もうひとつここでご紹介したいのは、軟酥の法というのがございます。軟酥の法というのは、白隠禅師が約500年前の禅のえらいお坊さんなんですが、その白隠禅師が広めた方法で、これは自律神経の解消法の元祖なんですね。
だから、その方法としましてですね、頭の上に素晴らしくよく効く薬、軟酥という薬を頭の上に乗せたという風に想像するわけですね。そしてその軟酥の素晴らしくよく薬が体温でずーっと溶けてですね、頭から頭蓋骨にずーっと流れ、顔中流れ、そして首に来てですね、全部のその中にも入り肩に降りてくる。腕も手の先からざーっと流れ出す。そして肩からどんどんどんどん内臓まで染み込んでずーっと下へ降りてくる、そして腰に来る。
腰からどんどんどんどん足へいって、足の先へ行って、ずーっと流れていく。それによって自分の悪いものがどんどんどんどん流されてですね、悪い細胞は全部新しい細胞に生まれ変わっていくと。こういう風にイメージするわけですね。で、これを呼吸法と一緒にやるわけですね。呼吸法というのはいわゆる腹式呼吸です。
吐き切った息をずーっと鼻でずーっと吸い上げて、そして吸い上げた息をゆっくりと上からずーっと流していくわけですね。ずーっとお腹に入れた、腹式ですからお腹に入れた空気をゆっくりと吐き出していく。これが1つの呼吸法なんですが、これと一緒にやるわけですね。だから頭の上に乗せた薬が、ざーっと流していくと同時に、自分の吸った息をゆっくりと同時にざーっと吐き切っていくというこれですね。 |
心に響く言葉7 |
癌患者というのはそういう抗がん剤だとか色んな放射線治療やとかいうことされますんで、どんどんどんどん痩せるんですね。これはもう大きな副作用があるわけですから、しかしそういう状態を見せて周りの人たちを心配さすということはよくないんですね。私はたまたま癌宣告をされて阪大病院からうちの家内に電話しました。こういう風に言われたと。しかしうちの家内もですね、常にそういう意識を知ってますから、わーっと大きく笑って「大丈夫、大丈夫。そんなもんは治るよ」って言って笑ってくれたわけですね。この感覚が大事なんですね。だから常に本人もむろんですが、周りの人たちもそういうことで見守っていただきたいなと。こういう風に思います。 |
心に響く言葉8 |
常に繰り返しの継続、先ほどからもありがとう、ありがとうを言い続けなさいということも言いましたけども、ありがとうの法則では自分の年齢×1万回言ってみなさいと。40歳の人であれば40万回言いなさい。40万回でもすぐ言えますから。40万回言えた暁にはすごいありがたいことが現実に現れますよと。そういうデータも出ておりますけども。そんなことで、いわゆるいいことを言い続ける。そうするとそれは自分の自己暗示になるわけですね。だから結局その通りになっていくと。こういうことにつながるわけですね。
そしてその思いの一番効果があるのは、寝る前だとか起きる前が非常に効果があります。これは潜在意識に非常に入りやすい。ウトウトウトっとしてることですね。そういうときの潜在意識、というのは起きてる状態っていうのは、表に出てる意識が活発なんで、寝てしまうと完全に潜在意識だけになってしまうんですね。だからちゃんと呼吸もするし、心臓も動いてくれてるし。潜在意識の力でそうしてくれてるわけですね。だからちょうど寝る前、起きる前の意識の状態っていうのはですね。 |
心に響く言葉9 |
潜在意識の奥底で大海原のように万人に繋がってるよということは、またフロイトの弟子のユングという心理学者、この人がまず証明してるんですね。万人に繋がっているんだ。だから自分はこうしたいんだ、こうなるんだよという風に燃えに燃えたときにはですね、潜在意識の奥底でつながってるから、助ける人をずっと集まってくれるし、数々のチャンスもちゃんと出てきますし、お金もいるならお金もちゃんと出てくる。これは繋がってるからですね。
だからそういう黄金の目標を持ってください。ただ自分だけがというのではなくて、自分も周りの人たちもみんな喜ぶこと。そういう使命感に燃えたその目標というのは、非常に効果がありますね。だからそういう目標を持ってやる。これが非常に1つの大切なことやと思います。だから、奥底でみんなに繋がってるんだから。だから、普通はギブアンドテイクを考えるんですね。私は坂井さんにこういうことしてあげた。そしたら坂井さんがこういうことをしてもらいたいという気があるわけですけども。そのテイクを思う必要はないです。ギブアンドギブでいいんです。与えて与えてそれでいいよ。だから坂井さんから返ってこなくても、ざーっと万人に繋がってるから、他の人たちからいいことがどんどんどんどん集まってくる。だから与えよさらば与えられんという言葉もありますけども、そういう風にギブアンドギブの精神、これが非常に大切なんですね。 |
心に響く言葉10 |
私も水上スキーで転んでですね、前の歯もこれ全部折ってしまいました。唇もべろっとめくれてですね。目の上もこれ大きく怪我して縫っておりますけども、そういう事故もありましたけども。しかしそれで止めたんではチャンピオンになれないわけですね。
それじゃあ怪我をしない方法を考えたらいいわけですね。だから転ぶ練習ばっかりしたわけですね。柔道の受身と一緒で自分から転んでいくと怪我しない。だからそういう練習積み上げて、そしてまた挑戦していったということですね。だから常にそういう失敗者じゃない、苦労の体験者だという考え方ですね。だから必ずその奥には成功があるんだよと。しかし、何が起こっても自分の目の前に自分に起こってくる全てのことは必ず自分で解決できると。こういうプログラムになってるんですね。 |